ほどく

b0056325_20381910.jpg古い洋服をリメイクをするとき、リメイクするために洋服を探すんじゃなくて、何かひとつ「おっ」と思うものがある服を見つけたときに生まれ変わらせたいと思う。
何かひとつ光るものがあったら多少シミがあろうが、やぶけていようが、サイズがとんでもないとか、そんなもん私が何とかするから「おっ」を生かしたいと思う。なぜだろう。

まず、その生かしたい部分をどう残すか考える。
それも実に適当に。
そしてひたすら糸をほどく。
何年何十年も前に誰かが縫った縫い目をほどく作業は地味だけど(リッパーがお友達☆)古着はかなりの割合で手づくりであろう洋服で、気が遠くなるような細かいまつり縫いなんかいっこいっこ手縫いだったりもする。
ほどくたびにこれ大変だっただろうなぁとか、この服着てた人ウェスト細っこいなぁとか、なるほどここはこうしたら縫い目が見えないのかとか、一枚の洋服でたくさんのことを思えるから他のものを作るのとはちょっと違う感覚になる。

ほどけたら、あとはもう偶然の産物。
偶然に偶然を重ねてsuppeのリメイクエプロンはできているのです。
それはそれは丁寧に作られた洋服を私はちゃっかりいいとこどりして作り変えるのは、ちょっとうしろめたくてちょっと得した気分。
新たに着てくれる誰かのために、より、古くてもいいものをもってるものを何とか生まれ変わらせたいっていう気持ちのほうが強い気がする。
作り手として正しいのかどうかわからないけど。

suppeに眠ってた「おっ」な洋服たちが今回の作品展のために総動員してます。
数は少ないけど素敵な洋服たちが生まれ変わってます。
喜んでもらえたら嬉しいです。
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by suppe_zakka | 2007-10-18 21:17 | できごと


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